デザインでも日常でも、余白って大事だと思う。
目に見えて派手なものや、分かりやすく存在感のあるものには、自然と目が向く。
でも、全体のバランスを取っているのは、案外その周りにある余白だったりする。
写真でも、文字でも、空間でも。
何を置くかだけじゃなく、どこに何も置かないか。
それによって、同じものでも見え方がずいぶん変わる。
日常生活でいう余白は、車のハンドルの遊びに似ている気がする。
ほんの少し動かしただけで、すべてが敏感に反応してしまったら、運転しづらい。
少しの遊びがあるから、自然に操作できる。
人との関係も、時間の使い方も、きっと似たようなものなんだろう。
何もかもきっちり決めて、すべてに反応していたら、疲れてしまう。
ただ、余白は分かりやすいものじゃない。
多すぎても少なすぎても、なんだかしっくりこない。
しかも、うまくいっているときほど、その存在には気づきにくい。
だからこそ、余白の使い方って難しいんだと思う。









